藤井七段 勝てば最年少タイトル挑戦者に 広瀬竜王と激突 王将戦挑戦者決定L

[ 2019年11月19日 10:05 ]

<王将戦挑戦者決定L 最終決戦>挑戦者L 最終決戦は広瀬竜王(左)と藤井七段の対局で始まる。(藤井七段の3手目)(撮影・西川祐介)
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 将棋の第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は19日、東京都渋谷区の将棋会館で挑戦者決定リーグ最終日の3局が午前10時から始まった。

 注目の広瀬章人竜王(32)―藤井聡太七段(17)戦は藤井の先手で開始。7六歩と角道を開けた藤井に対し、広瀬は2分近く考慮して8四歩と飛車先の歩を突いた。

 両者とも4勝1敗で首位に並んでおり、勝者が渡辺明王将(35)への初挑戦権を得る。7番勝負は例年1月上~中旬に開幕。2002年7月19日生まれの藤井が勝てば第1局を17歳5カ月で迎えることになり、屋敷伸之九段(47)が持つタイトル挑戦最年少記録(17歳10カ月=1989年棋聖戦)を更新する。

 持ち時間は各4時間。

 その他のカードは羽生善治九段(49)=3勝2敗=―糸谷哲郎八段(31)=1勝4敗=と、久保利明九段(44)―三浦弘行九段(45)=ともに1勝4敗=。広瀬、藤井、豊島、羽生のリーグ残留と久保、糸谷、三浦の陥落がすでに決まっている。

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