TBS ラグビー日本戦の裏番組、日本シリーズ中継に「大健闘したと思っております」

[ 2019年10月30日 18:08 ]

TBS社屋
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 TBSは30日、プロ野球の日本シリーズ第2戦ソフトバンク-巨人(20日)中継が平均視聴率7・3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことについて「あの状況の中で大健闘したと思っております」との見解を示した。佐々木卓社長の定例会見で、幹部が述べた。

 裏番組としてNHKが同時間帯に中継したラクビーW杯準々決勝・日本-南アフリカは41・6%で、今年放送された全番組で最高視聴率を更新。「日本シリーズが7・3%では低いのでは?」との質問にも、TBS側は「健闘」を強調した。

 同幹部は、「あの状況で、あの日の夜の日本中を包み込んだ熱気で(ラグビー中継が)40%以上という平均視聴率とモロに同時間帯で、これだけ野球を見てくれる人がいたというのはある種の喜び」とコメント。「最後のジャイアンツの粘りがまた数字を支えてくれた。非常に健闘してもらったと思っております」と重ねて主張した。

 近年の日本シリーズの視聴率について、「休止したレギュラー番組のバラエティーよりも数字が低いのでは?」と問われると、TBS側は「どういう流れで、どういうチームが日本シリーズに出てきて、そこに至るプロセスも日本シリーズの盛り上がりを凄く左右する」と回答。「毎回、日本シリーズの数字がレギュラーのバラエティーよりも低いわけではない。一概に数字がないとは思っておりません」とした。

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2019年10月30日のニュース