坂上忍　教員間のいじめで神戸市教委に「まともに機能していなんじゃないの」

俳優の坂上忍
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　神戸市立東須磨小の教諭4人が同僚の教員をいじめていた問題で、俳優の坂上忍(52)が30日、MCを務めるフジテレビ「バイキング」（月～金曜前11・55）でコメント。保護者から、いまだに「学校側の説明が足りていない」との声を聞き、「大人たちが勇気を出して膿を出し切らなければ、いつまでたっても子供に迷惑がかかっていくことになると思うんだけど」と学校側へ苦言を呈した。

　説明不足とされる学校側の体質について、「こういう番組をやっていると、こういう話、いくらでも出てくるじゃないですか。だいたい、どこも隠蔽。1回隠蔽の方で舵、切っちゃったら、もう戻れないでしょ、なかなか。それで公になってさ、あっちゃっこっちゃから叩かれてさ、軌道修正しても、あわあわするじゃない」と、情報番組に関わる立場から指摘した。

　番組では、「神戸方式」と呼ばれる独自の人事制度や、神戸市の久元喜造市長も「教育委員会の組織風土に問題がある」と苦言を呈した現状を特集。

　坂上は、神戸市教委に対して「まともに機能していなんじゃないの」とも。

　加害教師4人が姿を見せていないことについても、「表に出てこないっていうのはね。表に出ずしてセカンドチャンスを与える気には、とうてい人情としては、そういう気持ちにはなれないんだよね」と述べ、公の場で市民らに謝罪すべきとの意見にうなずいた。