不適切演出発覚の「消えた天才」「クレイジージャーニー」放送終了発表

[ 2019年10月22日 05:30 ]

TBS社屋
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 TBSは21日、やらせや過剰な映像加工などの不適切な演出が発覚したバラエティー「消えた天才」「クレイジージャーニー」の2番組について、放送を終了すると発表した。「視聴者の皆さまの信頼を損なったことを重く受け止め、番組の継続は困難と判断した」と説明した。

 「消えた…」では野球の投手の投球映像を早回ししてボールを速く見せるなど過剰な映像加工が4件発覚。「クレイジー…」では希少生物発見に挑む企画で、スタッフが事前に生物を準備するなどのやらせ演出が11件あった。いずれも9月に公表し、放送を休止。その後の調査では、両番組ともこれ以外の不適切演出は確認されなかったが事態を重く見て判断した。後番組について関係者は「現時点では決まっていない」と話した。

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2019年10月22日のニュース