ラグビー南ア戦視聴率今年1位 令和初40%超え

[ 2019年10月22日 05:30 ]

令和初の平均視聴率40%超えを記録した南アフリカ戦(撮影・吉田 剛)
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 NHKが20日に放送したラグビーW杯準々決勝・日本―南アフリカ戦の平均視聴率は、41・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。13日の日本―スコットランド戦(日本テレビ)で記録した39・2%を上回り、今年放送された全番組で最高の視聴率を更新。令和に入って初の平均40%超えを記録した。

 躍進する日本のごとく、視聴率も初戦からラストゲームまで右肩上がりで伸び続けた。開幕戦となった9月20日のロシア戦は18・3%(日テレ)、同28日のアイルランド戦(後半)は22・5%(NHK)、10月5日のサモア戦は32・8%(日テレ)。世の中のラグビー人気の高まりを示すように数字を上げた。

 瞬間最高視聴率は午後8時55分の47・9%。後半24分に南アフリカのポラードがペナルティーゴールを決め、日本が3―14と差を広げられた場面だった。この日の視聴率は試合開始からジワジワと上昇。ハーフタイムにいったん下げるも、後半開始から再び伸びを見せた。終盤は点差が広がるにつれて下降したが、堂々の40%超え。昨年大みそかのNHK紅白歌合戦の平均視聴率41・5%(2部)も上回った。

 NHKは当初、BS1での放送を予定していたが、日本が勝ち進んだため大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」を休止するなどし、総合テレビでの生中継に変更した。放送された午後7時10分からの136分間の前4週の平均視聴率(8・2%)から5倍以上の大幅アップ。ONE TEAM旋風がお茶の間を席巻したことを示した。

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