戸田恵梨香 朝ドラ「スカーレット」で“リアル”追求、体型も変えた

[ 2019年9月29日 05:31 ]

NHK連続テレビ小説「スカーレット」でヒロインを務める戸田恵梨香
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 通算101作目のNHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜前8・00)が、9月30日にスタートする。主演を務める戸田恵梨香(31)が、このほどインタビューに応じ、作品にかける思いを明かした。

 同作は“焼き物の里”滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとして歩み始める1937年(昭12)大阪生まれのヒロイン・川原喜美子(戸田)の波乱万丈の生涯を描く物語。

 作中の陶芸シーンは戸田自らが演じており、撮影が始まる3カ月前から週2回ほどの稽古を行った。「(陶芸は)奥が深すぎて趣味で始めたら辞められないだろうな」というほどの熱の入りよう。練習の過程で作った茶碗を共演の大島優子(30)にもプレゼントしたという。

 女性の生涯を演じる朝ドラだけあって、その時々で体型を変える必要もあった。なかでも陶芸のシーンでは「本当に力が必要なんです」という通り、筋肉をつける必要があった。「太りにくい体質だったので、食生活を変えてお腹がムカムカするくらい食べました」と“食トレ”にも励んだ。

 戸田が本格的に登場するのは第2週目(10月7~12日)から。31歳の戸田が、15歳の女子学生を演じるにあたり「15歳ならではの体の丸みが欲しくて、タンパク質よりも炭水化物をとるようにしていました」とリアリティーを追求。「10代が持っている無敵なエネルギッシュさで、(撮影が)終わったあとには息切れしました」と笑顔も浮かべた。

 これまで数々の作品で主演を務め、今では日本を代表する演技派女優となっている。「約10カ月を同じ女性を演じるということ、それを経て自分がどうなるのかが知りたいです」と今作への思い。「約2カ月の1クールでは味わえないぜいたくな時間が自分のキャリアでも大切な経験になると思います」。誰もが注目する国民的ヒロインとして、これから約半年を全力で駆け抜けていく。

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