八代英輝氏 傷害容疑のあおり殴打男に「商店街でナイフを振り回すのと同じ。殺人未遂も視野に立件を」

[ 2019年8月19日 11:26 ]

八代英輝弁護士
Photo By スポニチ

 弁護士の八代英輝氏(54)が19日、コメンテーターを務めるTBSの情報番組「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に生出演。茨城県守谷市の常磐自動車道で起きたあおり運転殴打事件で、茨城県警が傷害容疑で指名手配していた男(43)を、大阪市内で逮捕したことに言及した。

 男は身柄確保の際、「触んな!」「出頭させろや!」と報道陣や警察官に怒鳴り散らし、激しく抵抗。容疑については「殴ったことは間違いない」と認めているという。県警は、男の逃走を助けたとして犯人蔵匿と犯人隠避容疑で、交際相手の女(51)も逮捕した。殴打事件では男の車に同乗し“ガラケー”を手にしながら被害者の車に近づき、暴行の瞬間を撮影したとみられる。

 八代氏は「傷害事件に関しては立件は容易なんですが、今回日本中を震撼させているのはあのあおり運転」と指摘。その上で「あおり運転自体を処罰できなければ。これを見逃してしまうことはあってはならないこと。あおり運転の人物の特定っていうのは難しいことではない。ただ、どの法令を適用していくのか。適用したとしても被害者が感じる恐怖心と比べてあまりに軽い罪になってしまうんじゃないか。高速道路で蛇行したり危険なあおり運転するってことは商店街でナイフを振り回すのと同じこと。殺人未遂も視野に入れて立件を検討すべきだと思う」と話した。

続きを表示

2019年8月19日のニュース