新井浩文被告が出演映画「台風家族」9月6日から公開決定 草なぎ剛主演作、上映望む声に応えた

[ 2019年8月2日 17:15 ]

新井浩文被告
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 2月に俳優の新井浩文被告(40)が強制性交罪で起訴された影響で公開延期となっていた、俳優の草なぎ剛(45)主演の映画「台風家族」が9月6日から劇場公開することが2日、分かった。公式サイトで発表した。

 サイトには武部由実子プロデューサーの声明文を掲載。「映画『台風家族』を9月6日(金)から26日(木)まで、3週間限定とはなりますが劇場にて上映をさせて頂くことを決定致しました」と報告。

 「出演者の1人である新井浩文氏が今年の2月に逮捕・起訴されたことを受け、弊社は6月公開予定であった本作の上映延期を決めました。延期を発表するやいなや、業界関係者の方々、俳優を生業にされている方々、そして多くのお客様から、『いつか公開される日を待っています。必ず公開してください』という多数のお声を頂いて参りました。またその一方で『公開などすべきではない』という厳しいご意見も多数頂戴致しました」と2月以降の経緯を説明。

 「そんな中、市井監督がご夫婦で共著された原作小説となる『台風家族』が5月下旬に発売されたあたりから、より具体的な形で上映を望む声が弊社に集まって参りました」といい、「これだけ多くの方々が『台風家族』の上映を希望されており、励みになればと、様々な形で想いをしたためてくださっている。この現実に、製作者である自分が何もアクションを起こさなくていいものなのか。仮に本作品が今回の事件を想起させるものであれば検討の余地もありませんが、そうでないならば公開するという判断もあり得るのではないか。このように自問自答した結果の決断として、様々なご意見やご批判があるのは承知のうえ『事件と作品は別』という観点から公開に踏み切ることに決めました」と公開を決めた理由をつづった。

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