ノンスタ石田 吉本興業は「ちゃんと向き合っている」 “闇営業”調査状況明かす

[ 2019年7月9日 12:02 ]

夏休みキャンペーン「ワラナツ2019~令和の夏もおもしれいわ」の記者会見に出席したお笑いコンビ「NON STYLE」の石田明
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 お笑いコンビ「NON STYLE」の石田明(39)が9日、東京・新宿のルミネtheよしもとで開かれた夏休みキャンペーン「ワラナツ2019~令和の夏もおもしれいわ」(20日~8月31日)の記者会見に出席。吉本興業の芸人らが事務所を通さずに仕事をする“闇営業”を反社会勢力との間で行った問題で所属芸人に対するヒアリングの状況について言及した。

 会見後の囲み取材には石田のほか、「霜降り明星」のせいや(26)と粗品(26)、「ミキ」の昴生(33)、「プラス・マイナス」の岩橋良昌(40)と兼光タカシ(40)も出席。はじめにせいやに闇営業についての質問が向けられるとすぐに、昴生にマイクを渡そうとしたが逃げられ、「助けて、桃太郎」と言われ、石田が代表して質問に答えることになった。

 吉本興業が所属芸人2000人に対して、闇営業に関するヒアリングを行ったことついて、石田は「僕はされてないです。でもされたヤツもいると思いますよ」ときっぱり。「直の営業に行ってる子たちは吉本もある程度把握している。そういうものなんで。『そこやったらもう行っていいよ』『それだけしか入らんのやったら外でやっといて』みたいな。暗黙の了解で進むことが多いみたいなので、そこらへんの話が入っているところはヒアリングを受けているはず」と説明。

 続けて「僕たち、普通に忙しい、若いうちからある程度、仕事をもらっているところ(コンビ、ピン芸人、グループ)は(闇営業に)行く話も来ない。ここらへんのメンバーは(ヒアリングが)来てないんじゃないですか。プラスマ・マイナスは受けていると思います」と石田が言うと、「プラス・マイナス」の二人は「YES」と答え、笑いが起こった。

 「でもそれは吉本が本当にちゃんと向き合っている証拠。皆も協力的」と石田。「霜降り明星」の二人もヒアリングは「まったく受けていない」と話し、石田は再度「僕もです」と強調したが、井上はどうかは知りません」と答えた。この日は石田の相方・井上裕介(39)の姿が見えず、石田は記者に向けて「書きたければ(井上は)闇営業としておいていただいても」とし、「井上に何かあっても、俺にはノーダメージ」と話して会場を沸かせた。

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2019年7月9日のニュース