加藤浩次「反抗したら僕は叩くかもしれない」 “親の体罰禁止”法制化で私見

[ 2019年6月27日 17:28 ]

加藤浩次
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 お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(50)が27日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)で、来年4月から施行される改正児童虐待防止法と改正児童福祉法について言及した。

 親による子どもへの体罰を禁止し、児童相談所の体制強化を盛り込んだ改正児童虐待防止法と改正児童福祉法は19日に参院本会議で全会一致により可決、成立。一部を除き来年4月から施行される。虐待の理由を「しつけ」と称するケースが後を絶たない現状を踏まえ、親権者や里親、児童福祉施設長による体罰禁止を明文化。政府は今後、体罰を定義するガイドラインを作成する。

 加藤は「これ18歳まででしょ」とした上で、子どもが中学生や高校生になった時に「やっぱり何か悪いことをした、例えばお店で万引きをしてしまった、友だちを集団でいじめてしまった、友だちに対して裏切りみたいな行為をした。これは僕は叱りますよ、怒りますよ。それで反抗したら僕は叩くかもしれない」とコメント。その理由を「それは、その子と対峙しなきゃいけないから。この子がそっちの道に進もうとするのと対峙しなくちゃいけない。16、17歳になってる人間と対峙する時、そのくらいの覚悟を親は持たないといけないんじゃないの、と僕は思ってしまう」と説明。さらに「ここを間違ってしまうと、会話で何とかなるんだって言ったら、どんどんどんどん悪い道に行く可能性というのが僕はあると思う」と主張した。

 また、虐待としつけの違いについては「虐待というものと、しつけというものはちゃんと分けなきゃいけないし、虐待っていうものは誰が見ても大体分かる。ガイドラインが来年できますから、それを待とうということですね」と話した。

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2019年6月27日のニュース