「いだてん」新キャスト発表 麻生久美子、桐谷健太、薬師丸ひろ子ら

[ 2019年5月17日 11:38 ]

大河ドラマ「いだてん」新キャスト発表会に登壇した阿部サダヲら出演者
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 NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(日曜後8・00)の新キャスト発表取材会が17日、東京・渋谷の同局で行われ、後半の主人公となる田畑政治を演じる阿部サダヲ(48)とともに、麻生久美子(40)、桐谷健太(39)、薬師丸ひろ子(54)、リリー・フランキー(55)ら、新たに決定した出演者が出席した。

 この日、明らかになった出演者は、麻生、桐谷、薬師丸、リリー・フランキーのほか、塩見三省(71)、シソンヌ・じろう(40)、塚本晋也(59)、加藤雅也(56)。また、今年3月に亡くなった萩原健一さん(享年68)もリストに名前を連ねた。薬師丸と塚本は大河初出演となる。

 新キャストは6月よりスタートする日本にオリンピックを呼んだ男・田畑が主人公の第2部に出演。田畑の妻を演じる麻生は「大河ドラマは新撰組以来で、久しぶりで緊張して現場に入ったんですが、すごく和やかな現場で楽しいです」と話した。薬師丸はバー「ローズ」のママ(マリー)、桐谷は田畑の新聞社の同僚、リリーフランキーは上司を演じる。加藤と塚本はIOC委員役を務める。

 「いだてん」は大河ドラマ58作目。2013年前期のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で社会現象を巻き起こした宮藤官九郎氏(48)がオリジナル作品で大河ドラマの脚本を初担当。20年の東京五輪を控え、テーマは「“東京”と“オリンピック”」。日本が五輪に初参加した1912年のストックホルム大会から64年の東京五輪までの日本の激動の半世紀を描く。

 歌舞伎俳優の中村勘九郎(37)と阿部がダブル主演。勘九郎は「日本のマラソンの父」と称され、ストックホルム大会に日本人として五輪に初参加した金栗四三(かなくり・しそう)を、阿部は水泳の前畑秀子らを見いだした名伯楽で64年の東京大会招致の立役者となった新聞記者・田畑政治(まさじ)を演じている。

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