NYで戦う87歳の芸術家 TBS「クレイジージャーニー」で見せた“生き方”に松本人志も感心

[ 2019年5月15日 13:05 ]

TBS「クレイジージャーニー」で、ボクシング・ペインティングを披露する篠原有司男さん
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 個性あふれる生き方をする人々を紹介するTBSの伝聞型紀行バラエティー「クレイジージャーニー」(水曜後11・56)に、この上ないインパクトのある暮らしを送っている87歳の前衛芸術家・篠原有司男(うしお)さんと妻・乃り子さん(65)が登場する。きょう15日に放送される。

 「ギュウちゃん」こと有司男さんは、50年にわたってニューヨークのアートの世界で戦う芸術家。87歳の今もその勢いを止めることなく、アートの世界で挑戦を続けている。特に、60年代に始めた「ボクシング・ペインティング」は代名詞の手法。その名の通り、左右の手にはめたボクシンググローブに絵の具をつけ、キャンバスを拳で殴っていくもの。全米放送のCMに起用されるなど、高い評価を得ている。

 妻の乃り子さんは19歳で渡米。優しいタッチの作風で知られ、こちらもニューヨークで活躍。現地で有司男さんと出会って結婚した。2人も高齢となった今も、ニューヨークの自宅兼アトリエで描き続けている。2人がアートを続けるのは「生きるため」。その生き方に番組が迫った。

 総合演出の横井雄一郎氏は「クレイジージャーニーの放送は全て見てほしいと思って作っていますが、この回は特に見てほしいです!いや、見るべきです!」とその内容に自信たっぷり。篠原夫妻の生き方について「夫妻は作品が売れようが売れまいが、己を信じて我流を貫き、圧倒的な信念で戦い続ける、まさに“人生が芸術”のお二人です!有司男さんは87歳であることを全く感じさせないパワフルさと、底抜けの明るさ&ポジティブさが全開で、しかも、その根底には夫婦愛があふれています」と語った。

 スタジオMCの松本人志も、有司男さんの言葉に「いちいち正しいと思った」と言うほど感心。自身のお笑いに対する考え方も真剣に語るほどだった。

 横井氏は「クレイジージャーニーは放送後に嬉しい声が多く寄せられますが、この回はその最高峰になること間違いないです!こんなご高齢の老夫婦が、アートの本場・ニューヨークで50年も戦っているのですから、私たちも負けていられません!そして、自分の好きなことに没頭し、熱狂しているとこんなにも若くてカッコいいのかと気付かされます!ぜひ、『人生丸ごとクレイジー』を味わって頂きたいです」とPRした。

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