引退表明のぼくりり「無職を謳歌しようかな」人気絶頂期の決断「誰かの希望に」

[ 2019年1月23日 14:47 ]

シンガーソングライターのぼくのりりっくのぼうよみ
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 今月末での引退を表明しているシンガーソングライター・ぼくのりりっくのぼうよみ(20、略称・ぼくりり)が23日、日本テレビ「スッキリ!!」(月〜金曜前8・00)に生出演。引退を決断した真意について明かした。

 同番組の出演を決めた理由として、学校をサボッた中高生時代に「観ていた」と番組との“縁”を明かし、「サボっちゃうというか学校行きづらい人に(歌を)届けたい」と語った。

 今月末での引退を宣言したことについては「僕が“ぼくりり”と一体化しちゃった」と話し、「ぼくりりが自分のすべてになっていって。非常に窮屈というか、あんまり健康な状態じゃないなと思って、やめちゃおうかなと」と明かした。

 人気絶頂の中での引退。決断を残念がる声が広がっているが「“やめたいけどやめられない”という人も世の中にいっぱいいる。その人たちに対して、自分がやってきたことを一撃で捨てるみたいなことをやるのは、もしかして誰かの希望になれるんじゃないかな」と、自らの考えを語った。

 引退後は「無職を謳(おう)歌しようかなという風に思ってます。ゲームとか」と話しつつ、最後は「今後も自由に楽しく生きていきますので、皆さんもよかったらぜひ、そうしてみてください」とファンへメッセージを送った。

 ぼくりりは、動画サイトに楽曲を投稿したことをきっかけに注目を集め、17歳でメジャーデビュー。昨年9月に今月末をもって引退することを宣言し、3年間のアーティスト活動に終止符を打つことを発表していた。

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2019年1月23日のニュース