海老蔵 「團十郎」襲名で「命の限り歌舞伎に生きる」 勸玄くんも堂々あいさつ

[ 2019年1月14日 09:37 ]

舞台であいさつする市川海老蔵(右)と堀越勸玄(撮影・郡司 修)
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 歌舞伎俳優の市川海老蔵(41)が14日、東京・歌舞伎座で会見を開き、十三代目市川團十郎白猿(はくえん)を襲名することを発表した。同時に、長男の堀越勸玄(かんげん)くん(5)が八代目市川新之助を名乗り、初舞台を踏む。襲名披露興行、初舞台は来年2020年5月〜7月の東京・歌舞伎座を皮切りに全国各地で行われる。

 会見の冒頭、海老蔵は「本日は朝早くからお集りいただきまして誠にありがとうございます。ただ今、社長のお言葉にはございました通り、松竹株式会社様、また、諸先輩方のご内諾、そして関係者各位のお勧めもございましてこの度、私、十三代目市川団十郎白猿を襲名させていただく運びと相成りましてございます。歌舞伎界にとりまして大変大きな名跡でございます。この上は己の命の限り懸命に歌舞伎に生きてまいりたいと思う所存でございます。まだまだ未熟、不鍛錬でございますが、いずれの様方におかせましては何卒ご指導ご鞭撻のほどをひとえに、そしてお見捨てなくよろしくお願いを申し上げまする次第でございます」とあいさつ。

 続いて、勸玄くんが大きな声で「この度、父も名乗っておりました市川新之助の名跡を八代目として相続いたします。どうぞよろしくお願いいたします」とあいさつした。

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