flumpoolがサプライズ復活唱 1年ぶり活動再開 喉の病気だったボーカル山村「もうバッチリ」

[ 2019年1月14日 05:00 ]

大阪・天王寺公園の芝生広場「てんしば」でのサプライズライブで活動再開を発表した「flumpool」。(左から)尼川元気、小倉誠司、山村隆太、阪井一生
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 17年12月から活動休止していた4人組バンド「flumpool」が13日、大阪・天王寺公園でサプライズライブを行い、活動再開を発表した。ボーカル山村隆太(33)の「歌唱時機能性発声障害」で休止したが、「もうバッチリ」と笑顔でアピールした。

 午後1時、公園内の特設ステージに4人が登場。デビュー曲「花になれ」など2曲を披露した。集まった4000人に山村は「活動を再開したいと思います!」と宣言。待っていてくれたファンに涙も見せた。

 休止から半年間は復帰が絶望的だったが、同じ病を克服したバンドマンに出会い、「どうすれば治るのか」を追究し、劇的に回復。メンバーと何度もリハーサルを重ね、昨年末に活動再開を決めた。

 即アクセル全開だ。2月28日からファンクラブツアーを行い、5月4日から全国ツアーを開催する。さらに、5月には新曲をリリース予定。山村は「今日は音を楽しむ原点の気持ちを思いだした。ファンのみんなと一体となれる喜びをかみしめたい」と力を込めた。

 ▽機能性発声障害 声帯など発声器官に障害がないにもかかわらず起こる声の障害。舌や喉の筋肉が緊張してしまうことによる「筋緊張性」、声変わり時期の男性に起こる「変声障害」、ストレスや精神的ショックによる「心因性」などに細分化される。薬や手術での治療はできず、原因が分からないことも多い。山村は歌う時に症状が出るため「歌唱時」と付く。昨年4月にロックバンド「LINDBERG」の渡瀬マキも機能性発声障害であることを公表した。

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