大島優子 英国人演出家の直接指導に英語理解は「6割、7割」

[ 2019年1月8日 18:41 ]

舞台「罪と罰」の初日前会見に出席した(左から)勝村政信、大島優子、三浦春馬、麻実れい
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 元AKBで女優の大島優子(30)が8日、都内で舞台「罪と罰」(Bunkamuraシアターコクーン1月9日〜2月1日)の初日前会見に出席した。

 大島は2017年8月に語学の勉強などで海外に滞在。舞台は3年ぶり3度目出演で、帰国後初の舞台出演となる。同舞台の演出は英国人のフィリップ・ブリーンによるもので、直接指導については「6割、7割と言っておきましょうか」と自信。「直接演出をつけてもらい、少し理解できた」とし海外での語学勉強は「いい経験になった」と話した。また、大島の中では「語学って一生終わらない勉強」と今後も取り組んでいく意欲も見せた。

 大島は家族のために自分を犠牲にする娼婦ソーニャを演じる。倒錯した正義感を持ち、信念のためなら殺人をもいとわない青年・ラスコリニコフ(三浦春馬=28)の心を動かす重要な役どころだ。

 大島と三浦は初共演。三浦はアイドルや女優として活躍してきた大島をはじめは「ポテンシャルが高く、器用な方」だと評価していたという。しかし、演出家が求めることをうまく表現できない瞬間で、感極まってしまう場面があり、「こんなにまっすぐに向き合う方なんだ」と思ったそう。そのときの大島の頑張りがカンパニー全体を盛り上げるきっかけにつながったという。

 このときに大島は三浦からメモを受け取った。「それを読んでしまったら崩れ落ちてしまうと思ったので、後で読みます」と言って稽古を続行。そのメモには「一緒に頑張ろう。味方だよ」と書かれていたことを明かした。「三浦さんは舞台にずっと出ずっぱり、やることいっぱいあるのに…。見ていてくれて、気に掛けてくれて…。信じて千秋楽までついて行こう」と思わせてくれたと語った。

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