仙道敦子「なつぞら」で36年ぶり朝ドラ!「おしん」以来、小林綾子と再共演

[ 2019年1月7日 17:00 ]

NHK連続テレビ小説100作目「なつぞら」で36年ぶりに朝ドラに出演する仙道敦子
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 女優の広瀬すず(20)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説100作目「なつぞら」(4月1日スタート、月〜土曜前8・00)の北海道十勝編の新キャストとして、女優の仙道敦子(49)が1983年「おしん」以来36年ぶりに朝ドラに出演することが7日、分かった。

 93年、俳優の緒形直人(51)と結婚。長年主婦業に専念していた、昨年7月クールのTBS「この世界の片隅に」で23年ぶりに女優復帰した。「私にとって『おしん』以来の出演となる朝ドラ、それも100作目という記念すべき作品に出演することができ、本当に光栄です」と喜んでいる。

 2003年後期「てるてる家族」に続く朝ドラ2作目となる脚本家・大森寿美男氏(50)によるオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。

 仙道が演じるのは、帯広の菓子店「雪月」の店主・小畑雪之助(安田顕)の妻・小畑妙子。おっとりしているように見えるが、気の強い姑・とよ(高畑淳子)に対しても、サラッと意見を言うしっかり者。「朝ドラは主人公の人生が壮大なスケールで描かれますが、その中でも特に活力のある小畑家の嫁・妙子を明るく演じたいと思います。感覚的でアイデアマンぞろいの小畑家がお菓子づくりに励む様子や、家族同士の掛け合いを楽しんで見ていただけるとうれしいです」と意気込んでいる。

 「おしん」でヒロイン・谷村しんの少女時代を演じた小林綾子(46)も「なつぞら」に出演。なつに絵心を教えた青年画家・山田天陽(吉沢亮)の母・山田タミを演じる。仙道は「おしん」でヒロインの姉・谷村はる役。“おしん姉妹”の「なつぞら」共演シーンは少ないながらもあるという。

 制作統括の磯智明チーフプロデューサーは「ドラマの舞台・北海道十勝は、真冬にはマイナス30度にもなる日本で最も寒い場所と言われています。でも、そこに暮らす人たちは、ほっこり温かい方々ばかり。荒涼の地を開拓するには、仲間同士の強い絆が不可欠だったからなのでしょう、今でも助け合いの精神が息づいています。そんな人たちの愛情に育まれ、ヒロインの奥原なつは成長していきます。『なつぞら』に新たな出演者が加わりました。十勝の人々をより温かく、より深く表現して頂ける、熱いハートの持ち主ばかりです。寒い冬を抜けたら、『なつぞら』ワールドが待っています!魅力的な登場人物たちと共に、皆さんのお越しを首を長くして、お待ちしています」と呼び掛けている。

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2019年1月7日のニュース