「いだてん」中村勘九郎、日本人女性初の五輪メダリスト・人見絹枝さん墓前でドラマ“力走”の誓い

[ 2019年1月6日 16:04 ]

青森県八戸市の本覚寺にある日本人女性初の五輪メダリスト、人見絹枝さんの墓前で手を合わせる中村勘九郎
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 歌舞伎俳優の中村勘九郎(37)が6日、NHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」(日曜後8・00)初回放送前に青森県八戸市の本覚寺を訪れ、日本人女性初の五輪メダリストである人見絹枝さんの墓参りをした。

 「いだてん」は20年の東京五輪を控え「日本と五輪」をテーマにしたオリジナル作品。日本が五輪に初参加したストックホルム大会の1912年から東京大会の64年までの52年間を描く。勘九郎と阿部サダヲ(48)がダブル主演し、勘九郎は「日本マラソンの父」「箱根駅伝創設者」として知られ、ストックホルム大会に日本人として五輪初参加した金栗四三(かなくり・しそう)を演じる。

 勘九郎は1928年アムステルダム五輪800メートル2位で、日本人女性初のメダルを獲得した人見さんの墓前で手を合わせ、「今回このような作品をやらせていただくという自己紹介と、人見さんが生涯を捧(ささ)げたスポーツへの“熱い魂”をドラマを通じて視聴者の方々に知っていただきたい、何かを感じてもらえるような作品にしたいので見守ってくださいと、お話しさせていただきました」と報告した。

 墓参りを終えて「スポーツや五輪を題材にした作品ですので、日本人女性として初めてメダルを獲った人見さんのお墓に手を合わせたいと思っていました。オリンピアン、メダリストを多数輩出している青森・八戸で放送初回を迎えることができて、ご縁を感じます。今後の力になりました」と思いを述べた。

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2019年1月6日のニュース