平手友梨奈 体調優れず活動一部休止 紅白など暗雲… 

[ 2018年12月22日 05:30 ]

欅坂46の平手友梨奈
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 欅坂46の平手友梨奈(17)がダンスを伴う活動を休止することを21日、公式サイトで発表した。

 「以前から身体の調子が優れない状態が続いていた」といい、精密検査を受けた結果、腰部の打撲と左仙腸関節の捻挫による「仙腸関節不安定症」と、両手関節の捻挫による「遠位橈尺(とうしゃく)関節痛」と診断された。腰と手首を動かすと痛みが生じるため、ダンスパフォーマンスができない状況。「しばらく治療に専念することにいたしました」と報告した。

 ともに原因は不明だが、事務所関係者は「公演やレッスンなどによって繰り返し負荷がかかったものとみられます」と説明。一方で、ダンスパフォーマンスを伴わない活動に関しては公式サイトで「無理のない範囲で続けさせていただきます」としている。

 この日、グループはテレビ朝日「ミュージックステーションSP スーパーライブ」に生出演したが、平手は欠席した。24日のTBS「カウントダウンTV スペシャルクリスマス音楽祭」、30日の同局「輝く!日本レコード大賞」、大みそかの「NHK紅白歌合戦」に出演予定だが、所属レコード会社は「回復を最優先します」とし、出欠は、まだわからない。

 平手は昨年の紅白でステージ直後に過呼吸状態に。年明けの1月には右腕の痛みを訴え「上腕三頭筋損傷」で全治1カ月の診断を受けた。9月には千葉・幕張メッセでの公演中にステージから2メートル下に落下し、病院で「軽い打撲」と診断されていた。

 ▼仙腸関節 骨盤を構成する腸骨と仙骨をつなぐ関節。本来は周囲の靱帯(じんたい)によって強く連結されているが、負荷がかかることなどによってこの結びつきが弱くなるのが不安定症。腰痛の原因になり、程度によっては歩くだけで痛みが生じることもある。

 ▼遠位橈尺関節 手首にある橈骨(とうこつ)と尺骨(しゃっこつ)をつなぐ関節。転んで地面に強く手をついた時などに痛めることが多い。タオルを絞ったり、ドアノブを回すなど、手をひねる動作の時に痛みが出る。

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2018年12月22日のニュース