藤井七段、またも快挙!史上最速、最年少で通算100勝到達「感慨深い」 勝率も堂々の1位

[ 2018年12月12日 18:30 ]

通算100勝を達成し、笑顔の藤井聡太七段(撮影・吉田 剛)
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 将棋の藤井聡太七段(16)は12日、東京都渋谷区の将棋会館で指された銀河戦(囲碁・将棋チャンネル主催)本戦トーナメントEブロック5、6回戦を連勝し、通算100勝(18敗)に達した。

 達成日年齢の16歳4カ月23日は、永世称号獲得者及び中学生棋士の範囲内で羽生善治・現竜王(48)の17歳6カ月20日を更新し最速、最年少記録。100勝時点での勝率・847も堂々の1位となった。

 藤井七段は「公式戦で通算100勝を達成することができ、これまでの一局一局の積み重ねで、こうした100勝というひとつの区切りに達したことを、感慨深く思っています」と笑顔を浮かべた。この日の対局で100勝目を意識したか問われると「知ってはいたのですけれども、あまり意識しすぎてもよくないので、普段通り指せればと思っていました」と振り返った。

 史上最速、最年少での通算100勝到達については「偉大な先生方がたくさんおられるので喜ばしく思ってます」とした上で「最終的にどれだけ強くなって実績を残すことができるかというのが一番重要ではないかと思っているので、これからも緩むことなくやっていければと思います」と気を引き締め直した。

 直近の目標については「今までの将棋を振り返ると、トップ棋士の方と自分との差を感じる将棋もありました。そういった自分の弱点というのを一つずつつぶしていければ」と話した。

 なお5回戦は2019年2月5日、6回戦は同3月5日に「囲碁・将棋チャンネル」で放送される。

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2018年12月12日のニュース