虫も触れないキンプリ高橋 「坂上どうぶつ王国」で見せる意外な才能

[ 2018年12月12日 11:00 ]

フジテレビ「坂上どうぶつ王国」MCの坂上忍
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 【フジ「坂上どうぶつ王国」〜新ムツゴロウなるか!?〜(下)】フジテレビ「坂上どうぶつ王国」(金曜後7・00)で進行中の目玉企画が「都会に自然を戻し隊」プロジェクトだ。

 MCの坂上忍(51)が夢見る「人間と動物が共生する楽園」作りというコンセプトのもと、「King&Prince」の高橋海人(19)が、女優の片平なぎさ(59)とともに東京郊外の神社に池を造るロケ企画に挑戦中。池ができることで、微生物が生まれて食物連鎖が始まる。目指すのは生き物が集まる池の完成だ。

 「カエルも虫も一切触れません」という都会っ子。そんな高橋が土を掘って土砂を運び出し、水を引き入れて池の形を造り上げる作業に参加している。始めてみると意外な才能を発揮。掘った地面を固めるための工程ですぐに用具を使うコツを覚えるなど作業の手順が良く、指導する職人らから「センスがある」と絶賛の声が上がり、「ぜひウチで働いて」とスカウトもあったほどだ。

 冷たい風が吹く11月中旬の朝、完成間近の池にメダカを放流。水槽のメダカをやさしくコップですくい、池の水に自ら手を入れて放した。七五三で神社に来ていた子供たちが興味津々で見つめる中、高橋の表情も生き生きと輝いていく。

 かつて同局で放送されていた伝説的動物番組「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」では、動物研究家の畑正憲氏(83)が生身で動物たちと触れ合うドキュメンタリーを描いてきた。今回高橋たちが挑戦している企画も、何もなかった場所に生命を吹き込む過程を視聴者もともに楽しめる。

 高橋は「凄く過酷だけど、こんなに面白いとは思わなかった」と充実ぶりを口にする。「生き物に触るのは慣れました」と言うが「カエルと虫だけはまだダメです」と苦笑い。ただ前向きな姿勢は変わらず「番組を通じて動物に触れ合う機会がもっと増えると思う。どんなことにも挑戦していきたい」と意欲が止まらない。

 今後、番組では池の完成に向けた様子が放送されていく。坂上が取り組む「どうぶつ王国」では動物だけでなく、出演者の成長も見どころの一つ。高橋の姿が楽しみだ。=終わり=

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2018年12月12日のニュース