タッキー引退後初演出「滝沢歌舞伎ZERO」来年2月上演開始 Snow Man中心に次世代起用

[ 2018年11月17日 05:30 ]

「滝沢歌舞伎ZERO」のロゴ
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 今年限りで芸能界を引退する滝沢秀明(36)が06年から主演してきた「滝沢歌舞伎」の流れをくむ「滝沢歌舞伎ZERO」が新たにスタートする。

 滝沢が演出を手掛け来年2月3〜25日に京都・南座、同4月10日〜5月19日に東京・新橋演舞場で上演。ジャニー喜多川社長(87)が行ってきたジャニーズ事務所のタレント育成、公演プロデュースを継承する滝沢にとって、引退後、初の演出業となる。今回、滝沢は裏方という立場を考慮し、コメントを控えたが、9月の引退表明直前の取材で「“春が来れば滝沢歌舞伎”と認識していただいていたので、思いは残しつつ展開していければ」と存続を願っていた。

 10年からは主演と演出を兼任してきた、いわばおはこ。「来年早々から思い切り(演出を)やりたい」と話していた滝沢にとって、またとない初陣だ。それだけに舞台関係者は「意欲もひとしおのようです」と話す。一方で題名に「滝沢」の名が残ることには照れくささも口にしていたが、製作の松竹サイドがファンに親しまれた名を「残してはどうか」と提案。滝沢も受け入れたという。

 “継承者”となるキャストには、8年連続で同作に出演し重要な役割を果たしてきたSnow Manを中心にした、ジャニーズ?の精鋭を起用。重責を担うSnow Manの岩本照(25)は「僕たち後輩も大きな衝撃を受けた滝沢くんの引退宣言。でも皆さんと僕たちの愛する『滝沢歌舞伎』は『滝沢歌舞伎ZERO』という名で続いていくことになりました。滝沢くんの魂が宿る舞台を、しっかり受け継いでいきます」と語っている。

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2018年11月17日のニュース