所ジョージがMC 関西テレビの新番組「新説!所JAPAN」22日スタート

[ 2018年10月22日 07:00 ]

関西テレビの新番組「新説!所JAPAN」に出演の所ジョージ(右)と谷元星奈アナウンサー
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 所ジョージがMCを務める関西テレビの新番組「新説!所JAPAN」(月曜後10・00)が22日にスタート。世界と比べて非常に個性的な日本の特徴にまつわる謎を、食、歴史、文化、地理、科学など、多彩なスペシャリスト“JAPANツウ”の解説を交えながら解き明かす。

 記念すべき第1回では、至る所に存在する美容院に関する謎、日本人が大好きなマグロの2テーマ。日本には24万軒の美容院があり、コンビニエンスストアの4倍。世界的に見ても圧倒的に多い。“JAPANツウ”であるカリスマ美容師・宮村浩気氏が説明する。

 東京、大阪などの大都会より人口あたりの美容院の数が多い秋田県で最も人口が少ない上小阿仁村(かみこあにむら)を取材。鉄道が通っておらず、書店も居酒屋もないこの村に美容院が4軒。それぞれの美容院がただ髪を切るだけでなく、違った役割を持つことが明らかに。所も美容院との関わりと、髪の毛事情を明かす。金髪歴20年以上で、自身の頭皮を例えたコメントにスタジオは大爆笑。

 続いて「なぜマグロは日本でダントツ人気のお魚なの?」。 好きなすしネタランキングでダントツ人気を誇るマグロ。日本の年間マグロ消費量は世界の漁獲高5分の1。握りずしに換算すると国民1人あたり年間181貫も食べている計算になる。なぜ、マグロがこれほど人気なのか?日本一の鮮魚店と評される「根津松本」店主・松本秀樹氏が、マグロの流通の歴史や味の秘密など、謎を解き明かす。

 所はいきなり「あんまり食べないんですよね。おいしいと思うけど明日も食べたいな、その次の日も食べたいなってほどじゃない」と本音全開で、スタジオ出演者が総ツッコミ。だが、日本人のマグロ好きの謎を解くためのキーワードが、海のない「山梨県」と聞くと、「関係ないんじゃないの?マグロのイメージがない」と興味津々。さらに、100年前には名前がなかった高級部位「トロ」。その意外な名付け親、当時のエピソードが明かされる。

 初回収録後「新番組はね、やっぱり楽しいよ。手ごたえが全部初だから。できるだけ、ふざけてやりたい」と感想を語った所。さらに「茶の間の人に“どうしても見てくださいよ”という気持ちはない。ただ、ある程度のいろんなことを耳に入れておいたほうが、楽しく暮らせるんじゃないかなと思うんです。自分は天邪鬼だから。枠を超えて、嫌われないぎりぎりを攻めたいね」と、これからへの抱負も語った。

 アシスタントは同局新人の谷元星奈アナウンサー(22)が務める。

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