女子駅伝 はいつくばり、たすきつなぐ…青学大・原監督「笑顔心待ちに」竹山は「大切なもの学んだ」

[ 2018年10月22日 10:10 ]

青学大の原晋監督
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 21日に行われた女子駅伝の予選会で、選手がはいつくばった状態で進み、たすきを渡すというアクシデントが発生したことについて、22日放送のTBS「ビビット」(月〜金曜前8・00)の出演者がコメント。史上初となる2度目の大学駅伝3冠を目指す青学大の原晋監督(51)は「みんなが応援している」と当該選手にエールを送った。

 福岡県で行われた全日本実業団対抗女子駅伝の予選会。岩谷産業の2区・飯田が第2中継所200メートルほど手前から、はいつくばった状態で進み右足は血まみれ。3区の今田に何とかたすきを渡した。主催者側によると、レース後に右脛骨(けいこつ)の骨折で全治3〜4カ月と診断された。

 たすきをつなごうとする悲壮な姿に、月曜コメンテーターを務めるお笑いタレントのカンニング竹山(48)は「駅伝以外の、生きる上での大切なものを学んだような気がする。人生、あきらめちゃいけないんだってことを」と感慨深げ。歌手・沢田研二(70)の公演ドタキャン騒動を巡り、この日は、自身がイベントの集客で主催側ともめた場合は「(キャンセルして)帰ります」と発言していたが撤回し「イベンターともめても、俺もコンサートをやろうと思います」とあらためた。

 また、原監督は今回のアクシデントについて「私だったら選手を止めると思います。たすきわたしまで2、300メートルありましたから。レースそのものが成り立ってませんよね」と私見。また、「チームの多くは寮生活、合宿生活をしていて、いわゆる家族。家族が待っているんです」と、はってでも進めた飯田を思いやり、「こんなこと気にすることはありません。会社も多くの国民も、みんな君も応援している。次なるレースに向けて、楽しんでもう一度出てほしい。笑顔のたすきリレーを心待ちにしています」とメッセージを送った。

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