あれから27年 織田裕二「変わってない」鈴木保奈美「じっくり見たい」

[ 2018年10月5日 05:30 ]

27年ぶりにフジ月9で共演する織田裕二(左)と鈴木保奈美
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 俳優の織田裕二(50)と女優の鈴木保奈美(52)が4日、都内でフジテレビの月9ドラマ「SUITS/スーツ」(8日スタート、月曜後9・00)の制作会見を行った。

 2人の共演は、1991年に大ヒットした同局「東京ラブストーリー」以来27年ぶり。会見では「SUITS」の話と並行して「東京ラブストーリー」も話題に。同作は先月14日から28日まで、関東地区で14年ぶりに再放送。織田は「今見返したら面白いんだなと思いました。僕は録画して全部見ました」と明かした。一方の鈴木は、ちょうど初回の放送が鈴木の「SUITS」撮影初日だったといい「控室でメークさんや衣装さんが盛り上がっていました。私は拷問のようで(放送が)終わるまでセットから出られませんでした」と照れた。

 「東京ラブストーリー」で2人はスポーツ用品メーカーの同僚だったが、今作の舞台は弁護士事務所で織田は鈴木の部下。約四半世紀ぶりの再タッグとなる鈴木の印象を問われた織田は「うーん」と言葉を詰まらせ、鈴木が「詰まっております」とツッコむ場面もあった。織田が慌てて「27年はあっという間ですね。そんなに(鈴木が)変わっていないとも思います」と話すと、鈴木は「当時は(役名の)リカとして織田さんを見ていて、俳優としての織田さんを見ていませんでした。今回はじっくり見たいと思います」と笑顔を見せた。

 織田のバディーとなるHey!Say!JUMPの中島裕翔(25)は、2人のやりとりを見て「27年前は生まれていません。人の形になる前でした」と笑いを誘った。

 ≪米ドラマをリメーク≫今作は全米で大ヒットしたドラマ「SUITS」を日本版にリメークした弁護士ドラマ。織田が演じるのはハーバード大卒の敏腕弁護士役で「頭の良い役が続いて、頭が痛いです」と苦笑い。「たぶん(原作とは)別物になるので、日本の良いところを出せれば」と意気込んだ。鈴木は「原作を見ながら“この世界に入りたいな”と思っていたので、まさかこういう形で夢がかなうとは思わなかったです」と出演を喜んだ。

 ▽東京ラブストーリー 柴門ふみさん原作の漫画が1988〜90年、週刊ビッグコミックスピリッツで連載され、フジテレビで91年1〜3月にドラマ化。11話で平均視聴率22・9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)、最終話が最高視聴率32・3%(同)を記録。大ヒットし社会現象にもなった。東京のスポーツ用品メーカーに就職した永尾完治(織田裕二)と同僚で自由奔放な赤名リカ(鈴木保奈美)の恋愛模様を描く。江口洋介、有森也実らが共演。

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