TBS社長 未成年者誘拐容疑での社員逮捕を謝罪 社員は懲戒解雇「厳しく対処した」

[ 2018年9月26日 15:52 ]

TBS社屋
Photo By スポニチ

 TBSの佐々木卓社長(58)が26日、東京・赤坂の同局で定例会見を行い、同局の男性社員が静岡県内にする10代の少女を自宅に連れていったなどとして、未成年者誘拐の疑いで静岡県警焼津署に逮捕(のちに不起訴処分)された件について、改めて謝罪した。

「まずはじめに、関係の皆様方に改めて深くお詫び申し上げたいと思います」と謝罪。「元社員は不起訴になりましたが、社内調査の結果、就業規則違反が認められましたので21日付で懲戒解雇とした次第です」と報告した。「元社員の行動は報道機関であるTBSテレビ局の社員としては、著しく不適切であり、厳しく対処したところであります。我々は報道機関であり、高い倫理観を求められていることを一人ひとりが自覚する必要があると考えております」とした。

 逮捕容疑は、8月中旬から9月2日までの間、同県中部に住む10代少女が未成年と知りながら、渋谷区の自宅に連れて行くなどした疑い。裏付け捜査を進める中で、告訴が取り下げられたことなどから、静岡府県は21日に男性社員を処分保留で釈放し、その後、不起訴とした。

 同局によると、男性社員は2015年4月に入社し、事業局映画・アニメ事業部に所属していた。今年7月から放送されているアニメ「七星のスバル」の制作スタッフだった。

続きを表示

2018年9月26日のニュース