松本穂香 主演ドラマ『この世界の片隅に』撮了も「今はモヤッとしている時期」

[ 2018年9月16日 16:27 ]

1stPHOTOBOOK「negative pop」を発売記念イベントを行った松本穂香
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 女優の松本穂香(21)が16日、都内で1stPHOTOBOOK「negative pop」(集英社刊)の発売記念イベントを行った。

 この日、最終回を迎えるTBS系日曜劇場「この世界の片隅に」(日曜後9・00)で主人公の北條すず役を熱演中の松本は、現在の心境を聞かれると「オーディションに受かったのがつい最近のようで、最終回はいつかくると思っていたんですけど、“本当にくるなんて…”って。あっという間だなって感じです」と吐露し、撮影を終えてスッキリとしてるか尋ねられると「今はモヤッとしている時期で、撮影を通して自分に足りない部分もたくさん見えてきたので、もっと強くなれたらなという思いがあります」と力を込めた。

 同写真集は、写真家・丸谷嘉長氏1年にわたり松本の素顔を撮り続けてきたWebフォト連載「NegativePop」をまとめたもので、その瞬間瞬間、松本が表現できるすべてが詰まった1年間の成長の記録となっている。そんな写真集を見た感想を聞かれると「1冊にまとめると、テーマごとに出てくる表情の違いもわかりやすくなっていて、自分でも1年が見える1冊になっていますね」と満足気な表情を浮かべ、「モヤモヤしていた時期もあるので、いい部分、悪い部分の私がちゃんと写っているのかなと思います。“シャドー”(というテーマ)のときは、コンクリートに写っている自分の影と戦っているんですけど、その頃はモヤモヤしていたんじゃないかなと思います」と紹介。

 また、松本の内面を解き明かす自身のコラムも収録しているほか、土井裕泰監督や有村架純など、松本を知る12名のクリエイター&俳優が「松本穂香とは何者か」を語っているそうで、ドラマの撮影が佳境に差しかかっている大変な時期にそれを読んだという松本は「号泣しました(笑)。私が思っていた以上に私のことをちゃんと見てくれているんだなって。支えてくれている感じて私自身も勇気付けられました」と笑顔を見せた。

 なお、プライベートでハマっていることを尋ねられると「ユーチューバーさんが面白いなって思います」と明かし、どういう動画を見ているのか追求されると「“何のため?”っていう大食い企画(笑)。後半ずっと『苦しい…』って言っているだけの大食い企画が多いですね」と告白。さらに、福田雄一監督(50)の作品に出演したいと言う松本は、どの作品を見てそう思ったのか聞かれると「最近ユーチューブで、アムロのシャーと女の子と佐藤二朗さんがダラダラとくだらない会話をしている動画を見て、役者さんが笑っちゃったりしているんですけど、こういうの楽しそうだなって思いました(笑)」と目を輝かせた。

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