岡田准一 木村大作監督からの殺陣師オファー「ちょっと仕事増えましたね」

[ 2018年8月27日 19:59 ]

映画「散り椿」完成舞台あいさつに登場したV6の岡田准一
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 V6の岡田准一(37)が27日、都内のホテルで行われた主演映画「散り椿」完成披露舞台あいさつに、初共演となる俳優の西島秀俊(47)をはじめ、女優の黒木華(28)、俳優の池松壮亮(28)らと登壇した。

 作家葉室麟氏の時代小説が原作で、日本を代表するカメラマンとして活躍し、監督としても09年の「劒岳点の記」で日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した木村大作氏(79)の3度目の監督作にして、初の時代劇。江戸時代を舞台に、岡田演じるかつて道場で「四天王」と評された武士・瓜生新兵衛が、上司の不正を告発したことがもとで藩を追われるも、亡き妻(麻生久美子)の願いを胸に帰郷し、藩の不正や権力と向き合いながらも自らの生き方を貫く姿を描く。

 本作で岡田は殺陣も担当。木村監督は「映画の中の殺陣はすべて100%岡田准一さんがつけた殺陣でございます」と絶賛すると、岡田は「いやいやいや、まあ、そうなんですけど…」と恐縮。木村監督が「次に機会があって、時代劇をやる時に、岡田さんじゃない俳優さんの場合に、ぜひ殺陣師として岡田准一さんに来てもらいたいと思っています」と“次回作”へのオファーも。

 これには岡田も「ちょっと仕事増えましたね、ありがとうございます」とあまりの称賛ぶりに照れ笑いを浮かべた。

 岡田は「大作さんは多重カメラで1シーンを一気に撮るので、その場の空気を撮るということで、緊張感が出たほうがいいかなと思って、(殺陣を)当日変えたりしました。シビレたほうがいいかなって」とニヤリ。そんな岡田を相手をした西島は「おれはシビレたよ。今までの殺陣では殺陣の方と斬り合うわけで、岡田くんは本当に斬れる人なので、全然重さも違う。本当に斬り合える間合いでやるので、今までのやった殺陣とはまったく違うものでしたね」と感心しきり。「怖いですよ、稽古やっている時に何回か斬られたなってことありましたもん。完全に足斬られたなって」と続けた。

 イベントでは、本作のPRを兼ねて、木村監督がインスタグラムをスタートするのを受けて、その1枚目となる写真を舞台上で撮影。岡田も「大作グラムをチェックしていただいて、ぜひフォローしてください」とアピールしていた。木村監督も「地方地方でも撮っていこうと思う」とキャンペーン先でも随時アップすることを明かしていた。岡田は妻で女優の宮崎あおい(32)の第1子妊娠を公表後、初めてファンの前に姿を見せることとなったが、妻の妊娠については何も語らなかった。

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2018年8月27日のニュース