月9「絶対零度」本田翼のアクションに反響 第4話はシーン増 P明かす裏側 印象ギャップと荒々しい動き

[ 2018年7月30日 06:00 ]

“月9”「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜」第4話の1場面。再び華麗なアクションを披露する本田翼(C)フジテレビ
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 女優の本田翼(26)がフジテレビ“月9”「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜」(月曜後9・00)にレギュラー出演。本格アクションに初挑戦している。第1話(9日放送)の華麗な回し蹴りが反響を呼び、第4話(30日放送)は本田のアクションシーンを増量。漫画やゲーム好きを公言するインドアのイメージとは異なる役に挑戦。永井麗子プロデューサーに、本田のアクションの舞台裏を聞いた。

 俳優の沢村一樹(51)が同局の看板枠“月9”に初主演。7年ぶりとなる人気シリーズ第3弾は、未然に犯罪を防ぐ捜査チーム“ミハン”の活躍を描く。初回は平均視聴率10・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし“月9”1年ぶりの2桁好発進。第3話(23日放送)は10・8%と番組最高を更新し、好調に推移している。

 本田が演じるのは、元生活安全課の婦警・小田切唯。逃げる痴漢の容疑者を必要以上に暴行し、資料課に異動。性格はドS。男性に異常に冷たく、粗暴に振る舞うが、その原因は彼女の秘められた過去にある。強くなるため、あらゆる格闘技をかじり、我流ながら相当強い。得意技は金的。実際はピュアな部分を持ち、犯罪被害者の心に寄り添う。

 第1話、本田はホテルの一室と廊下を舞台に、一連のアクションを披露。回し蹴りなど、男にキック4発をお見舞い。インターネット上で「蹴られたい」などと話題になった。

 永井プロデューサーによると、本田は撮休日にアクションの先生が付きっきりで何時間も指導。「結構、厳しい指導ですが、頑張ってくださっています」。そして、第1話の出来栄えに「荒々しさや鋭い目つきが、男性・女性問わずカッコいいと思えるものに仕上がっていて、予想以上にクオリティーが高いと思いました。かわいらしい風貌とのギャップも非常にいい。蹴りなどを繰り出す時の腹から出る声も思い切ってやっていただいていて、初のアクションと聞いていましたが、とても筋がいいんだと思いました」と絶賛した。

 本田の起用理由については「女優さんとしての興味はもちろん、潜入捜査をした時、いろいろ変装が映えるということと、ご本人のイメージとのギャップがおもしろいと思いました」と説明。

 「沢村さん演じる井沢が公安出身の手数の少ないキレのあるアクション、横山(裕)さん演じる山内が警察学校で習った正統派格闘技。それに比べ、本田さん演じる小田切は過去のトラウマから強くなりたいと思い立ち、我流で格闘技を覚えました。目的はシンプルに『勝つ』こと。だから、反則技とも言える金的や頭突きもする。だからこその『荒々しいアクション』になっています」と動きのコンセプトを明かした。

 注目の第4話は、銀行に潜入捜査をしていると、銀行強盗が発生。事件に巻き込まれる中、制服姿の本田のアクションが再び炸裂。第1話の反響を受け、本田のアクションシーンを増やした。

 本田は番組公式サイトのインタビューで「人を殴ったことなんかないですからね(笑)。怖かったです。無事終わって良かったです(笑)」と第1話を振り返っているが、永井氏は「しっかりと事前にアクション指導の先生と練習して現場に入ってくださるので、本田さんが頼もしく見えるほどです」と絶大な信頼。「毎回たくさんのアザを作らせてしまっています」と申し訳なく思いながらも「本田さんのアクションシーンは今後も出てくる予定なので、楽しみにしていてください」と呼び掛けた。

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