三橋美智也さん墓前で追善コンサートの成功を祈願

[ 2018年7月22日 17:39 ]

三橋美智也さんの墓参りをする(左から)林健二、大津美子、宮本隆治
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 23、24日に大阪・新歌舞伎座で開催される「三橋美智也23回忌追善メモリアルコンサート」を前に22日、出演する演歌歌手・大津美子(80)、元NHKアナウンサーの宮本隆治(67)、“通天閣の貴公子”こと歌手・林健二(65)が東大阪にある三橋美智也さん(享年65歳)の墓を訪れ、23回忌のお参りと、コンサートの成功を祈願した。

 愛称「ミッチー」として親しまれ、1996年1月に多臓器不全のため65歳で亡くなった演歌歌手・三橋美智也さん。コンサートに出演するNHK紅白歌合戦に7回出場している大津は15歳の時に三橋さんと初めて会い、それ以来「お兄ちゃん、お兄ちゃん」と慕っていたそうだ。

 「1年間一緒にレッスンを受けたけど、三橋さんの出す曲全部がヒットした。亡くなる1週間前にお会いしたのが最後。お墓参りも初めてだけど、すごく可愛がっていただいたので、1日でも忘れたことはありません」と大津は三橋さんの思い出を語った。宮本アナは番組での付き合いも長く「誰もマネのできない素晴らしい歌手だった」と振り返り、林も「三橋先生の歌を聞くと景色が見えてくる。声だけで歌が素晴らしかった」と話した。

 追善コンサートは23日に大阪でスタート。「星屑の町を。三橋さんの歌は、本当は歌いたくないんだけど。泣かないで、鼻音を使って思い切り歌います」と大津は意欲を見せた。大阪の後は東京・浅草、札幌、福岡、名古屋と回る。大阪では大津、林の他に坂東玉三郎(68)、水前寺清子(72)、橋幸夫(75)らも出演する。

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2018年7月22日のニュース