桂歌丸さん死去 死因は慢性閉塞性肺疾患 11日にお別れの会 今年4月が最後の高座

[ 2018年7月2日 17:05 ]

桂歌丸さん
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 日本テレビの演芸番組「笑点」のレギュラーを長く務め、軽妙な語り口で親しまれた落語家の桂歌丸(かつら・うたまる、本名椎名巌=しいな・いわお)さんが2日午前11時43分、横浜市内の病院で死去した。81歳。横浜市出身。死因は慢性閉塞性肺疾患。この日、落語芸術協会が発表した。

 慢性閉塞性肺疾患は、タバコの煙などに含まれる有害物質に長期間、曝露されることにより肺が持続的な炎症を起こし、呼吸機能の低下などを起こした状態。

 通夜・葬儀は「ご家族の強い希望」で家族葬として9日、10日に行われ、11日に家族、落語協会合同で横浜市の妙蓮寺で告別式を執り行う。今年4月19日、国立演芸場定席が最後の高座となった。演目は「小間物屋政談」。

 近年は骨折や腸閉塞、肺炎や呼吸器不全など病魔との闘いの連続。入退院、手術を繰り返していた。

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