志田未来“吉岡秀隆金田一”「悪魔が来りて笛を吹く」で椿美禰子役「喜びとプレッシャー」

[ 2018年6月8日 16:15 ]

BSプレミアムの単発ドラマ「悪魔が来りて笛を吹く」に出演する志田未来(C)NHK
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 女優の志田未来(25)がNHK BSプレミアムの単発ドラマ「悪魔が来りて笛を吹く」(7月28日後9・00)に出演することが8日、同局から発表された。

 映画やドラマで石坂浩二(76)古谷一行(74)ら数々の俳優が演じてきた名探偵・金田一耕助役に、俳優の吉岡秀隆(47)が初挑戦する注目作。演出は連続テレビ小説「あまちゃん」などのNHKエンタープライズ・吉田照幸氏。

 原作の同名小説は1951年(昭26)発表。横溝正史作品には珍しく、東京の元華族の屋敷を舞台にしたミステリー。過去6回、映像化。今回は三重県桑名市に残る文化財級の洋館で撮影を行い、原作の持つ重厚なゴシックホラーテイストの再現に挑む。

 銀座の有名宝石店で、毒物を使った殺人事件が発生。容疑者に目された旧華族の椿英輔(益岡徹)は「これ以上の屈辱に耐えられない」と自殺を遂げる。志田は、父の無実を信じて金田一耕助(吉岡)に捜査を依頼する娘の美禰子を演じる。

 金田一は椿邸で行われた奇妙な占いに立ち会うが、その夜、館に居候していた元伯爵(中村育二)が殺害される。捜査を始めた耕助は、旧華族のインモラルでおどろおどろしい人間関係が生み出した怨念や悲劇に向き合うことになる。

 志田は「時を重ねる度に映像化され、今まで諸先輩方が演じてこられた美禰子を演じさせていただけることに、喜びとプレッシャーを感じております。登場人物の中で、一番視聴者の方の目線に立っている役だと思っていますので、美禰子とともに事件に迷い込んでもらえるよう精いっぱい、努めたいと思います」と意気込んでいる。

 椿美禰子役は過去に檀ふみ(64)国仲涼子(38)らが演じた。

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2018年6月8日のニュース