あの頃は生意気だった…舘ひろし 裕次郎さんに「10年早い」と言われた出来事

[ 2018年6月8日 14:08 ]

俳優の舘ひろし
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 俳優の舘ひろし(68)が8日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜正午)に出演し、石原軍団での秘話などを語った。

 普段はバスローブで過ごしている「Mr.ダンディー」の舘だが、若いころの身長1メートル81から、最近は3センチも縮んでしまったという。

 1975年、ロックバンド「クールス」から石原プロに入った時、社長の石原裕次郎さんから「どんな刑事やりたい?」と聞かれた。「オートバイ乗っている刑事をやりたい」と答えると、ドラマ「西部警察」(テレビ朝日系)でそのまま「ハーレーダビッドソン」を駆使する刑事になってしまったという。

 生意気盛りの頃、撮影所で「石原裕次郎」「渡哲也」と書かれた白いディレクターズチェアの横に、自分用のイスを置いたことがあった。「これ誰のだ?」と聞く石原さんに、スタッフは気を遣って「舘君は腰が悪くて…」とフォローしてくれたのだが、石原さんは「舘君、10年早いねえ」。舘は「石原さん、今はそういう時代じゃないですよ」と返したが、石原さんは怒りもせず見守ってくれていたそうだ。

 MC黒柳徹子(84)から「これからはどう過ごしていきますか?」と問われ、「セリフを覚えられる限りは役者でいようと思います。覚えられなくなったら考えます」と答えた舘。黒柳が「私も何にも考えていないわ」と言うと、舘は「見本にさせていただきます」と返し、番組を締めくくった。

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2018年6月8日のニュース