コロッケ 俳優オファー急増、初主演映画「ゆずりは」で新境地 二刀流誓う

[ 2018年6月6日 09:54 ]

ラジオ収録に参加した(左から)子守康範、コロッケ(滝川広志)、高井美紀アナ
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 ものまねタレントのコロッケ(58)が5日、大阪市内でMBSラジオ「子守康範 朝からてんコモリ!」(月〜金曜前5・00)の収録コーナーにゲスト出演した。本名・滝川広志として挑んだ初主演映画「ゆずりは」(監督加門幾生、16日公開)で新境地を開き、役者での出演依頼が急増していることを明かした。

 変幻自在の顔面と声帯を持つものまね界のレジェンドが、同作では一切の笑いを封印。心に傷を持つ寡黙な葬儀社の営業部長を淡々と演じた。「ふざけちゃいけないって…撮影の間はストレスたまりましたよ」と苦笑い。だが、抑えた演技が早くも業界内で評判を呼び、「他のところからも結構オファーが来ている」と告白した。

 全国区のテレビドラマで「主要キャストに」と声も掛かったという。「スケジュールが合わなかった」と悔しがったが、「コロッケを出しても邪魔にならない、と分かってもらえたのはありがたい」と初主演作での収穫を実感。「そぎ落とした演技ができていれば、そこにコミカルな動きを足すのはお手のもの」と、できる役の幅広さに自信をのぞかせた。「ものまねは一生続けるけど、お芝居でも邪魔者にならない存在を目指してやります」と、コロッケと滝川広志の二刀流を誓った。

 ほかにも、パーソナリティーの子守康範(57)と同局・高井美紀アナ(50)からのムチャぶりに応え、ものまねを次々披露。新作ものまねでも沸かせた。15日放送。

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2018年6月6日のニュース