仮面女子 猪狩ともか 脊髄損傷で車いすに 作詞などで活動継続 事務所万全サポート

[ 2018年5月8日 05:30 ]

仮面女子の猪狩ともか
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 アイドルグループ「仮面女子」の猪狩ともか(26)が7日、ブログを更新し、4月に強風で倒れた看板の下敷きとなり、「脊髄損傷による両下肢まひ」で車いす生活を余儀なくされたことを明かした。

 自分の力で足を動かすことができず、「今は自立した車いす生活を送れるよう毎日リハビリに励んでいます」と説明。約3カ月後に退院予定で、今後も仮面女子として活動を続けていく。所属事務所は「映像作品への出演や作詞など、車いすでもできる活動をする」とした。猪狩が作詞するための楽曲も制作中だという。

 猪狩は先月11日、東京都文京区の湯島聖堂の敷地内にあった案内板が強風で倒れた際に下敷きとなり、腰の骨を折るなどして病院に搬送された。補償などについては今後、猪狩の両親が湯島聖堂の関係者と話し合う予定。

 グループのリーダー桜のどか(27)はこの日、ツイッターで「とても辛(つら)い診断だけど、前向きな猪狩ちゃんの想(おも)い、尊敬します。仮面女子に居場所ずっとあるからね!!」とエールを送った。今後、事務所スタッフ全員が身体障がい者のケアを学び、車いすが搭載できる専用車を購入するなど、万全のサポート態勢で活動を支えていくという。

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2018年5月8日のニュース