大泉洋 山田洋次氏脚本ドラマ主演に感激も“現場怖い”の噂に「内心はやばい」

[ 2018年5月8日 05:00 ]

TBSのドラマ特別企画「あにいもうと」の記者会見に登場した(左から)石井ふく子プロデューサー、宮崎あおい、大泉洋、脚本の山田洋次氏
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 山田洋次氏(86)が脚本を務める6月25日放送のTBSドラマ特別企画「あにいもうと」(後8・00)の記者会見が7日、都内の同局で行われ、大泉洋(45)が出席。ドラマへの意気込みと見どころを語った。

 「男はつらいよ」シリーズなど数々の名作を手掛けた山田氏脚本の作品で主人公・赤座伊之助を演じる大泉は「こんなお仕事が来るのか…と思いました。素敵な役を演じさせていただけて、これまでお芝居をやってきたご褒美のような役でした」と感激。「人生で初めてしたモノマネが、4歳か5歳ぐらいのときに(『男はつらいよ』の)寅さんだった」と明かして、笑いを誘った。

 オファーを受けた際の心境を問われると、「この仕事をしておりますと、山田洋次さんの現場は怖いということを聞いておりまして…。断るという選択肢はないので、すごいという思いもありましたけど、内心はやばいと思っておりました」と苦笑い。「山田さんが現場に来なければいいなと思っていましたけど、いらっしゃっていただいて、とんでもない緊張で汗だくでした。『そこはそうじゃない』と熱く言っていただいたりして、興奮しました。(台本の読み合わせが)終わった直後は幸せで、途中で母に『こんな幸せな現場だよ』と電話させていただいたぐらいですから」と興奮気味に話した。

 兄妹役でテレビドラマ初共演となった宮崎あおい(32)については「あおいちゃんのお芝居は素晴らしいんだけど、僕が箸を投げつけるシーンで投げ返してきたんですよ。ずいぶん速いものが帰ってきて痛かったなと…」と撮影の裏側を明かし、「ここでアドリブか…。すごい女優だなと思いましたね」と感嘆。「荒い兄にそっくりの妹で、今までの宮崎さんからは想像つかない役。視聴者の皆様が見たことがない宮崎さんが見ることができると思います」と見どころをアピールしていた。

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