今後のＴＯＫＩＯは…国分「４人でも割れている」

ＴＯＫＩＯ　メンバー４人で会見 （ 2018年5月2日 ）

会見を行うＴＯＫＩＯのメンバー（左から）長瀬智也、国分太一、城島茂、松岡昌宏　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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　【メンバーに聞く】

　城島茂　５人で話し合い、山口の口から出たのが「ＴＯＫＩＯを辞めます」という言葉でした。

　松岡昌宏　山口が会見で言った「席があるなら帰りたい」という甘ったれた意見はどこから生まれるのか。甘えの根源がＴＯＫＩＯだとしたら、そんなＴＯＫＩＯは一日も早くなくしたほうがいい。

　――５人で会った時の詳細は？

　城島　（先月）３０日夜７時すぎごろ、２時間弱、５人だけの時間を取りました。本人は涙が枯れ果て憔悴（しょうすい）しきった様子で、土下座して謝罪し、かばんの中から一通の封筒を出して、退職願と書いてありました。事務所宛てですが、私がリーダーとして預かっています。

　――話し合いではどんな言葉を掛けた？

　松岡　「正直あなたは病気です。自分の置かれてる立場と今後のことにちゃんと向き合ってくれ」と。辞表を出した時に彼が僕の立場だったら辞表を会社に出せるのか、それはずるいと怒りました。

　城島　起訴猶予処分になりましたが、罪は消えることはない。私たち、皆さまの記憶の中にはずっと残ること。

　――酒のことで注意したことはあったか？

　城島　現場で酒のにおいがしたり、二日酔いで調子が悪そうなことはありました。彼も大人なのであえて言わない時もありました。

　松岡　正直僕らはアルコール依存症だと思っていましたが、診察の紙にも依存症とは書かれてない。そう書いてくださったほうが僕らも納得できる。

　――グループの今後の方向性は？

　国分太一　４人の中でもけっこう割れています。もっと冷静になったときに判断しなければいけない。

　――事件から約２カ月報告がなかった。

　長瀬智也　一緒に仕事をしていて、異変に気づけなかったことが悔しい。

　松岡　どういう気持ちでテレビに出ていたのか。自分が逆の立場だったらそのメンタルはない。

　――会見で山口は「できれば戻りたい」と言ったが。

　城島　本来泣き言を言わないタイプ。５人は家族以上、友人以上のものですから、助けを求める心の声が思わず出ちゃったのかな。

　――今後の音楽活動は？

　長瀬　ＴＯＫＩＯの楽曲は彼が演奏する音がないと全く形にならない。

　国分　２５周年に向けてアルバム制作などを考えてきましたが、全て白紙にします。

　城島　断腸の思い。

　――被害者と具体的にどう向き合うのか。

　城島　山口の責任はＴＯＫＩＯの責任。実際に謝りに行くのかどうかも含めてメンバー全員で話し合っていく。