加山雄三 光進丸焼失は天からの啓示?「人のためになることを考えろと言われた気がする」

[ 2018年5月3日 12:00 ]

歌手の加山雄三
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 事実上オーナーのプレジャーボート「光進丸」が4月1日に全焼した歌手加山雄三(81)が3日、フジテレビ「とくダネ!」(月〜金曜前8・00)に生出演し、「遊んでないで“人のためになることを考えろ”って天から言われたような気がする」と現在の心境を語った。

 VTRで「光進丸」が燃えている映像をあらためて見た加山は、「地元の方々、漁業の方々、消防、警察、海上保安庁の皆さんが協力してくださって、救おうとしてくださった。24時間一睡もしないでやってくれた。心からお礼申し上げたい。ご迷惑かけ申し訳ない」と頭を下げた。

 16本のコンサートの1番最後の沖縄公演が終わった直後の出火だった。出火の情報を聞いたのは、公演の打ち上げで乾杯しようとしてきた時だったといい「その時に電話が入って…。何が起きたか分からなかった」と振り返った。1番心配だったのは、油の流出と人的被害で、「油も出なくて、ケガ人もいない。ここまで燃えたんならどうしようもないなって気持ちで(船を)見送りました。長い間、ずいぶん幸せをもらった」と心境を明かした。

 自らと船の付き合いについて「14歳から船をずっとやってまして、67年間、海と船から離れたことない人間」とした上で、「ここらでお前もう船やめろって、もうあきらめて、もっと大事なことがあるだろうって天から言われたような気がして。遊んでいる場合じゃない、何か人のためになること考えろって天から言われたような気がします」としみじみと話した。

 一方、出火原因については、「普通こういう船は30年くらいが耐用年数ですが、光進丸は37年目。老朽化が進んでいた」とし、連休明けの7日以降に警察や海上保安庁が原因調査を本格的に始めるという。

 また、MCの小倉智昭キャスター(69)を船に招待する予定だったとし「この間約束したんですよ。乗ろうとしたら燃えちゃった」と明かした。小倉キャスターは「家内に加山さんの光進丸に乗せてもらうかもしれないって言ったら、“私その時はどうしてもついて行く”って言っていた。4月1日の結婚記念日でワインを2人で飲んでいたらあのニュースでショック受けていた」と振り返っていた。

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2018年5月3日のニュース