R―1優勝の濱田祐太郎 テレビ出演に追われる 連覇へ意気込み「自分が納得できる喋りを」

[ 2018年3月7日 18:22 ]

「R−1ぐらんぷり2018」優勝した濱田祐太郎
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 「R―1ぐらんぷり2018」を制した優勝した、生まれつき全盲に近い弱視の漫談家・濱田祐太郎(28)は優勝から一夜明けた7日は朝からテレビ出演に追われた。フジテレビ系「めざましテレビ」(月〜金曜、前5・25)、フジテレビ「ノンストップ」月〜金曜、前9・50)に生出演した。

 濱田は「ノンストップ」で「まだ、信じられない気持ちの方が強い」とピン芸人日本一になった実感がわかない様子。今後の目標については「まだ決勝戦でも不完全燃焼で、自分でも納得できていない。来年も出場して、ちゃんと自分が納得できる喋りをしたい。自分が納得できなかったら意味がないと思う」と連覇を狙うことを約束した。

 優勝の直後から担当マネージャーには電話連絡が増え、「仕事の量はこれまでの2倍以上になる」と所属事務所。9日に優勝者恒例の関西テレビ「よーいドン!」(月〜金曜、前9・50)の生出演があり、優勝のご褒美として冠特番が5月以降に放送される見込みだ。

 濱田の母校である兵庫県立視覚特別支援学校ではこの日は再募集の入試が行われ、在校生は不在。下雅意一之教頭(55)が取材に応じ「テレビで見てました。素晴らしい。学校のネタでしたね。(他の)職員と驚き、喜んでます」と話した。8日は卒業式。卒業生の偉業が巣立っていく後輩たちに報告される。

 なお、「R―1ぐらんぷり2018」の視聴率は関東地区8・3%、関西地区11・2%(いずれもビデオリサーチ社調べ)だった。

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2018年3月7日のニュース