TBS社長「獣のような滑り」インタビューに「え?っと思ったんですが…小平さんが大人だなと」

[ 2018年3月7日 16:01 ]

TBS社屋
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 TBSの武田信二社長(65)が7日、東京・赤坂の同局で定例社長会見を行い、平昌五輪の中継で同局の石井大裕アナウンサー(32)がスピードスケートの小平奈緒(31)について「獣のような滑り」と表現したことに賛否が出ている問題に言及した。

 石井アナは先月18日の平昌五輪中継で、小平が金メダルを獲得したスピードスケート女子500メートルの中継を担当。優勝した直後のインタビューで、石井アナが「まさに獣のような滑りだったと思います」と語りかけると、小平は「獣かどうか分からないですけど」と苦笑いし「躍動感あふれるレースができた」と答えた。

 ネット上では“獣のよう”に「違和感があった」「訳が分からない」などの書き込みが多い一方「最大の褒め言葉」「批判こそ男女差別」と擁護する声も多かった。

 平昌五輪の中継全体について、武田社長は「500メートルの小平奈緒さんとか、羽生(結弦)さんの男子ショートプログラムを放送し、多くの方に感動をお届けすることができたと思っております」とコメント。石井アナのインタビューについては「僕も見ておりました。え?っと思ったんですが、小平さんがサラリと受け止めて、うちのアナウンサーのほうが興奮気味で、小平さんが大人だなと思った」とし、獣という言葉は帯番組に出ていたゲストが言った言葉を受けてだったため「ご本人よりアナウンサーのほうが興奮していたのかなと思っております」と話した。

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2018年3月7日のニュース