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内田眞由美の生きる道

「焼肉IWA」で笑顔を見せる内田眞由美オーナー
Photo By スポニチ

 【牧元一の孤人焦点】内田眞由美を見続けてきた。AKB48の第1回じゃんけん大会優勝、フォトエッセー発売、小説家デビュー、オーナーを務める「焼肉IWA」開店、AKB卒業、舞台主演、IWAのフランチャイズ店オープン…。とても個性的な歩みだ。そして、来年また女優として舞台に立つのだという。

 東京都新宿区百人町にあるIWAに内田を訪ねた。開店前なので客はいなかったが、食欲をそそる焼き肉の残り香が店内に充満していた。

 「10年ぶりにオーディションを受けました。AKBのオーディション以来、初めてのことだったので、結構ドキドキしました」

 内田がオーディションに合格した舞台は「音楽劇 ヨルハ Ver1.2」。来年2月9日に東京・北千住のTHEATRE1010で開幕する。演じる役は男勝りの性格の「ダリア」で、本格的なアクションシーンもあるという。

 年が明ければ、本番に向けて稽古を始めなければならない。深夜まで営業が続く焼き肉店のオーナーとの両立は心身共に相当な負担になる。

 「でも、この店のためにも私が外で活動した方がいいと考えているんです。どんな所に行っても“こんな店があるんです”と話せば、それが口コミで広がっていくかもしれない。だから、自分に需要があるうち、使ってもらえるうちは外に出て行こうと思います」

 開店から約3年半。オーナーと言うと経済的に恵まれているイメージもあるが、決して楽な道のりではなかった。いや、苦行だったと言っていい。

 「特に昨年の11月ごろから今年の3月ごろまでが大変でした。売り上げが落ちて、お客さんが1日に1組という日もありました」

 確かに、東京の繁華街で飲食店を経営することが容易なはずはない。現在、従業員は約15人で、うち約10人が女性。AKBの卒業生も雇っていることから、客の多くがAKBファンで、卒業生が店を辞めてしまうと売り上げに響くという。

 「この店は人が大事なんだと改めて思いました。働いている女の子とお客さんのコミュニケーションが大切で、いつも、女の子たちには“お客さんとよく会話をするように”と言っています。女の子たちが元気に働く姿を見せれば、お客さんにも元気になってもらえる」

 初代じゃんけん女王としてセンターに立ったこともある元アイドルで、まだ23歳。また華やかなステージで歌って踊りたいと思うこともあるのだろうか?

 「思わないですね。この店を始めた時点で、もうそういう気持ちはなくなっていました。私は、やりたいことと、やりたくないことがはっきり分かれるんです。やりたいことが変わりました」

 つまり、内田眞由美を生で見ることができるのは、この店と舞台だけだ。

    (専門委員)

 ◆牧 元一(まき・もとかず)編集局文化社会部。放送担当。プロレスと格闘技のファンで、アントニオ猪木信者。ビートルズで音楽に目覚め、オフコースでギターにはまった。太宰治、村上春樹の小説からの影響が強い。

[ 2017年11月10日 10:12 ]

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