NHK「悦ちゃん」“真田丸配役”が話題 家冨P「いまだに熱 ありがたい」

[ 2017年8月5日 10:00 ]

土曜時代ドラマ「悦ちゃん 昭和駄目パパ恋物語」で主人公・柳碌太郎(ユースケ・サンタマリア)の姉・大林鶴代を演じる峯村リエ(C)NHK
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 NHK土曜時代ドラマ「悦ちゃん 昭和駄目パパ恋物語」(土曜後6・05)に、峯村リエ(53)岡本健一(48)西村まさ彦(56)と昨年の大河ドラマ「真田丸」を彩ったキャストが出演し、SNS上で話題を呼んでいる。

 原作は、戦前から戦後にベストセラーを連発した昭和の流行作家・獅子文六の同名小説。昭和10年の東京を舞台に、大衆歌の作詞家・柳碌太郎(ユースケ・サンタマリア)の恋模様を描く。

 「悦ちゃん」のプロデューサー・家冨未央氏は「真田丸」のプロデューサーとしてキャスティングを担当。今回の配役については「『真田丸』を意図したわけではないんですが、落合将チーフプロデューサーや大原拓監督と話し、気付いたら結果的にこうなっていました」と説明した。

 峯村が演じるのは、主人公の姉・大林鶴代。「ビシッとで、全うなことを言い放つキャラクター。『真田丸』の大蔵卿局じゃないですが、峯村さんの右に出る者はいないと確信して、お願いしました」

 岡本が演じるのは、レコード会社「スイートレコード」の専属作曲家・細野夢月。「真田丸」の毛利勝永から今度はキザな男だが「岡本さんなら、音楽家としてのセンスも感じさせながら、でも笑えるキザにしていただけると思いました」。岡本を最初に推挙したのは、今作の演出を務める清水拓哉氏。清水氏も「真田丸」のプロデューサーとしてゲーム「信長の野望」とタッグを組んだ3DCG地図やスピンオフPR動画「ダメ田十勇士」などを仕掛けた。

 「悦ちゃん」の語り・片岡愛之助(45)も「真田丸」で大谷吉継(大谷刑部)を演じたとあり、インターネット上には反響が続々。

 家冨氏は「『真田丸』のハッシュタグを付けていただいたり、真田丸クラスタの方々には相当、ツイッターなどで反応していただいているので、ちゃんと応えるようにしないといけないかなと思っています。それが(『真田丸』の)小ネタなのか、私が『真田丸』目線のブログを書くのか、何になるかは分かりませんが、いまだに熱を持っていただいているのはありがたいことです」と感謝。「『真田丸』ファンの皆さんには今回、峯村さん、岡本さん、西村さんの違う一面を見ていただきたいと思っています」と語った。

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2017年8月5日のニュース