竹原慎二 肺腺がんの「ET−KING」いときんにエール「絶対に負けんなよ」

[ 2017年8月5日 18:22 ]

ドキュメンタリー映画「ギフト」の試写会でトークショーを行った竹原慎二
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 ボクシング元WBA世界ミドル級王者でタレントの竹原慎二(45)が5日、都内で行われたドキュメンタリー映画「ギフト 僕がきみに残せるもの」(19日公開)の特別試写会でトークショーに出席した。

 映画は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)と宣告された元NFLのスター選手の闘病を追う内容。竹原も2014年にステージ4の膀胱(ぼうこう)がんが見つかり、余命1年と言われたことがあるだけに「病気の種類は違うが、看病される側からの目線で見てしまった。絶対に(病気に)負けちゃいけないとあらためて感じさせられた」としみじみ語った。

 現在は手術から3年2カ月がたち経過観察中だが、今月下旬に半年に1度の検査があるという。「今はピンピンしているが、検査の前はやっぱり怖くてドキドキする。最悪のことを想定して、“大丈夫ですよ”と言われハア〜っとなる感じです」と明かした。

 ステージ4の肺腺がんで脳やリンパ節に転移していることを公表した6人組ヒップホップグループ「ET−KING」のリーダー・いときん(38)にメッセージを送ったという。10年ほど前にラジオで共演したことがあり、「電話番号は聞いていたけれど、連絡は取っていなかった。でも、ニュースで見て“絶対に負けんなよ。勝つ、勝つ、勝つ”って送りました。そうしたら電話がかかってきて“絶対に勝ちます”と。負けた時点で死ですから、勝つしかないんですよ」と激励していた。

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2017年8月5日のニュース