波瑠主演「あなそれ」最終回は大幅上昇14・8%!自己最高で有終の美

[ 2017年6月21日 09:03 ]

TBS「あなたのことはそれほど」の主演を務めた波瑠
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 女優の波瑠(25)が主演を務めたTBS「あなたのことはそれほど」(火曜後10・00)の最終回(第10話)が20日に15分拡大で放送され、平均視聴率は14・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが21日、分かった。第8話の13・5%を1・3ポイント上回り、自己最高で有終の美を飾った。

 初回=11・1%と2桁発進したものの、第2話=9・0%、第3話=9・5%、第4話=9・9%、第5話=9・8%と1桁台で推移。

 しかし、第6話=11・5%と初回の数字を超えると、第7話=12・4%、第8話=13・5%と右肩上がりで推移し、話題沸騰。3週連続で自己最高を更新した。第9話こそ、サッカー日本代表のW杯アジア最終予選「日本―イラク」が裏番組にあり、10・1%だったものの、そこから最終回は4・7ポイントの大幅上昇。再び自己最高を塗り替えた。

 「潔く柔く」など多くのヒット作を持つ漫画家・いくえみ綾さんの同名コミックが原作。波瑠と東出昌大(29)、仲里依紗(27)と鈴木伸之(24)演じる2組の夫婦をめぐる不倫を軸にしたラブストーリー。波瑠演じるヒロインの“ゲス不倫”ぶりがSNS上で炎上し、反響を呼んだ。妻の嫉妬を疑う夫に扮した東出の猟奇的な演技が「冬彦さんの再来」「まるで21世紀の冬彦さん」と話題を集めたほか、不倫夫を追い詰める仲の演技も注目された。

 最終回は、美都(波瑠)は妊娠していなかったことを涼太(東出)に告げるが、淡白な返事に拍子抜け。有島(鈴木伸之)は、子供と共に実家へ戻った麗華(仲里依紗)を追って電話をかけるが、冷たく突き放される。その中、有島の元に涼太から電話。有島は今までの行いを涼太に謝罪するが、冷静に詰め寄られた揚げ句、逆に麗華との現状を笑われる。一方、涼太は香子(大政絢)に離婚届の証人として署名押印を頼んでいた。ある事に気付いた香子は、初めて涼太の狂気に触れる。そして、離婚届を役所に送るという涼太のメッセージを受け取った美都は「最後に一度だけ」と久々に夫婦で夕食を楽しむ…という展開だった。

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