松平健「直虎」で初の武田信玄役「雄雄しく力強く、少しお茶目に演じたい」

[ 2017年6月21日 15:02 ]

大河ドラマ「おんな城主 直虎」で自身初の武田信玄を演じる松平健(C)NHK
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 俳優の松平健(63)がNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(日曜後8・00)で武田信玄を演じることが21日、分かった。7月16日放送の第28話から登場する。

 松平は「信玄公は、戦国武将の中でもとても好きな人物なのですが、これまでドラマで演じる機会にめぐり合うことなく今日に至っておりました。このたび、大河ドラマで信玄公に挑戦する機会をいただき大変光栄です」と初の大役に喜び。「井伊家を、今川家を、徳川家を翻弄する信玄公。雄雄しく力強く、そして少しお茶目に演じたいと思います」と意気込んだ。

 制作統括の岡本幸江チーフプロデューサーは「武田信玄が率いる軍が、井伊直虎の暮らす井伊谷に火を放ったと言われています。しかし、その武田兵たちは、後に直虎の後継者・直政の配下に入り、井伊の赤備として彼の出世を支えることになります。この不思議な巡り合わせを生み出した信玄公。戦国最強で、駆け引きにも優れたつわものを、数々の時代劇で唯一無二の存在感を放つ松平健さんにお願いしました。泰然として力強く、でも、ちょっと面白い信玄公を演じてくださっています」と絶賛している。

 徳川家康の母・於大の方役には栗原小巻(72)が決まり「大河ドラマは、わたくしの俳優としての原点です。このたび出演依頼を頂き、大変うれしく出演を決めました。物語の中で運命に生きる於大の心を『生ける魂』として演じることができればと願っています」とコメントした。

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