小倉智昭氏 古希祝いに感慨も膀胱がんで「去年が一番ピンチだった」

[ 2017年5月25日 18:32 ]

「祝!小倉智昭キャスター「古希の会」開催前に囲み取材に応じた小倉智昭氏
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 フジテレビ系「とくダネ!」(月〜金曜・前8時)のキャスターの小倉智昭氏(70)の「古希祝い会」が25日、都内のホテルで行われ、番組関係者らが駆けつけた。

 「こんなもの似合ったって仕方ない」とボヤキながらも紫のちゃんちゃんこ姿で笑った小倉氏は「この仕事をやっていて、70歳でこんな日が迎えられるとは思っていなかったので、本当に嬉しいです。朝やっていて、70歳を超えるのは僕が初めてみたいなので、そういう意味ではよく頑張ったなと思う」と感慨深げ。

 番組もまもなく20年を迎えるが、「毎朝3時起きの20年は結構きつい。みんなに支えられてよくここまでこられたかな」と笑顔を見せた。目標は「東京五輪と言っている」としながらも「加山雄三さんの80歳のサプライズパーティーに呼んでいただいて、加山さんが歌っているのを聞いて、目指すは加山さんかな」と話した。

 昨年5月に、初期の膀胱(ぼうこう)がんを患い、手術を経験しており、「去年が一番ピンチだったんですけどね」と吐露。ちょうど1年が経過したが、「膀胱がんは1週間で復帰はしましたけど、あまりいい状態ではなかったんです」と発表された当時、伝えられていたよりも良い状態ではなかったことを明かした。

 「病院からは全摘を勧められたんですけど、それはどうしても嫌だった。自分で勉強したり、人の話を聞いて、この治療法をやってみようかなと思って、トライしたのが功を奏した」とし、「膀胱がんは凄い再発しやすいがんなんです。決して安心はできないので、一生病院のチェックは欠かせないのかな」と今後もがんと付き合っていくとした。

 さらに「膀胱がんの40%は喫煙が原因なんです。それは意外に知られていない。肺がんは喫煙との因果関係がないと言うお医者さんもいるけど、膀胱がんは確かなようなので、僕もヘビースモーカーだったですからね」と続けた。

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