桂文枝 後進育成へ「上方落語台本大賞」開催、「100年先の古典」を期待

[ 2017年3月9日 15:13 ]

「岩井コスモ証券presents 第1回上方落語台本大賞」実施を発表した桂文枝
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 上方落語協会会長で落語家の桂文枝(73)が9日、大阪市内で「岩井コスモ証券presents 第1回上方落語台本大賞」の実施を発表した。

 同賞は2015年まで計8回行ってきた「上方落語台本募集」を引き継ぐ形で立ち上げたもので文枝は「100年先の古典落語となるような作品が出てきてほしい」と期待した。テーマは自由作か、課題作「お金」。「いつの世も遺産問題であったり、お小遣い問題、ギャンブルとお金は普遍的なテーマ。今となっては(課題が)『コンニャク』でもよかったかなぁ」とボソリ。大阪の学校法人「森友学園」を巡る問題で鴻池祥肇参院議員(76)が「金かコンニャクか知らんけど」と言い放った「100万円」の隠語を引き合いに出し笑わせた。

 募集期間は4月1日〜9月30日。大賞賞金は10万円で、入賞作は12月に発表される予定。問い合わせは上方落語協会=電話06(6354)7727。

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