葵わかな 朝ドラ新ヒロインは4月から慶大生、両立は「入学式に行ってみてかな」

[ 2017年3月9日 18:45 ]

NHK連続テレビ小説「わろてんか」ヒロイン発表会見でポーズをとる葵わかな
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 10月2日スタートのNHK連続テレビ小説「わろてんか」(月?土曜前8・00)のヒロインに女優の葵わかな(18)が決まり9日、同局から発表された。

 午前中に大阪放送局で会見を行い、夕方から東京の同局に移動して再び会見が行われた。葵はオーディションで候補者2378人から主役の座を射止めた。決まって誰に報告したかを問われると、会見の10分前に「お父さんとお母さんに報告しました」と話した。

 明治後期に京都の老舗薬種問屋の長女に生まれ、夫と共に寄席経営を始めて大阪を“笑いの都”に変えていく天真爛漫な主人公・藤岡てんの17歳から50歳前後までを演じる。葵は会見の席で「一番ほな、うちお薬の神さんにお願いしてきます」とセリフを披露し、早くも京都弁をこなしてみせた。

 NHK大阪放送局が制作し、5月中旬から撮影開始予定だが、クランクインまでの準備として葵は「モデルになった方の歴史はちゃんと勉強したい。戦前からはじまるので着物の所作もお稽古したい」と意気込み、大阪での生活については「独り暮らしをしたかったので、こういう形でできるのはうれしい。大阪はおいしいものも多いので」と楽しみにしていた。

 また、4月から慶大生となるが、学業との両立は「昨日(8日)聞いたばかりで、入学式にも行ってないので入学式に行ってみてかな、と思ってます」と苦笑い。これまでの受験勉強は「両立してました。学びたいから行きたいって思いがあったので、両親や友達に支えられて乗り越えられたと思ってます」と周囲のサポートに感謝した。

 制作統括の後藤高久チーフ・プロデューサー(51)は「コメディー、お笑いのドラマと思われているかもしれないが、どちらかというと夫婦愛を描きラブストーリーの側面が非常に大きい。脚本の吉田智子さんは今、ラブストーリーを書かせたら右に出るものがいないくらいの方なので、ラブストーリーとして楽しんでいただける話にしたい」と方向性を語った。ヒロインの相手役の後日発表される。

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