清水富美加がツッコミ 松井玲奈と息ピッタリ漫才コンビ

[ 2017年1月30日 06:20 ]

映画「笑う招き猫」で女漫才コンビを結成した清水富美加(右)と松井玲奈。木の枝をマイクに見立てて漫才の練習。
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 女優の清水富美加(22)が、漫才師役に挑戦した。主演映画「笑う招き猫」(監督飯塚健、4月29日公開)で、元SKE48の女優、松井玲奈(25)と漫才コンビを結成。息ピッタリの2人による、笑いと友情の青春ストーリーだ。

 山本幸久氏の同名小説が原作。2人が演じるのは結成5年目の売れない漫才コンビ「アカコとヒトミ」。清水がツッコミのヒトミ、松井がボケのアカコ役。何でも言える関係性を築くため、2人は撮影前から食事に行くなどして心を通わせた。

 漫才はお笑いコンビ「なすなかにし」の指導のもとで練習。手や体の動き、ツッコミの間、観客に目を配ることなどさまざまな助言を受けた。撮影日は早めに現場に入り、物語同様に河川敷で木をマイクに見立てて練習。出来上がったしゃべくり漫才に、なすなかにしの2人も「新人の漫才師よりうまい」と喜んだ。

 2人で息を合わせて乗り切った。清水は「“撮影前からもうつらい”というのがせりふを読んだ時の正直な感想」だった。漫才はもちろんのこと、せりふがなく表情だけで伝える演技も多く苦労した。力になったのは相方の存在だ。「(松井とは)ほどよく意見を言える、言ってもらえる関係でいられた」といい、「単純にご一緒させていただいているのが楽しかった」と笑顔で話した。髪の毛を金色に染めて臨んだ松井も「撮影以外の所でも即興芝居などでコミュニケーションをしていたのが楽しかった」と振り返った。

 映画に先駆け、MBS系では3月19日からアカコとヒトミの奮闘を描く全4話の同名ドラマ(日曜深夜0・50)を放送。

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2017年1月30日のニュース