ナムコ創業者の中村雅哉氏が死去 「パックマン」が世界的ヒット

[ 2017年1月30日 15:40 ]

 バンダイナムコエンターテインメントの創業者で、世界的ヒットゲーム「パックマン」の生みの親として知られる中村雅哉(なかむら・まさや)氏が今月22日午前3時42分、死去した。91歳。30日、公式サイトで発表された。葬儀・告別式は近親者で執り行った。後日、「お別れの会」を予定している。

 1948年、横浜工業専門学校(現横浜国立大学)造船科を卒業。55年、ナムコの原点「中村製作所」を設立した。77年、ナムコと社名変更。80年に発売され、世界中で大ヒットした「パックマン」は“最も成功した業務用ゲーム機”としてギネス世界記録にも認定された。中村氏は海外でも“Father of PAC―MAN”として広く親しまれている。

 2005年、バンダイと経営統合。バンダイナムコホールディングス最高顧問に就任した。

 93年には日活を買収。役所広司(61)主演の映画「どら平太」(監督市川崑)などの製作総指揮に名を連ねた。

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2017年1月30日のニュース